朝、7時半。
結露をふき取ろうとして窓ぎわに置いた「ぞうきん」が気になって、撮ってみる。意味は無いけど、良く写った。
こういう意味を突き放して撮ったシリーズができないかと思ったりする。
本屋さんで『死とは何か』という言葉が目に入った。とっさに自分なりに考えた。
死とは肉体がなくなること、つまりそれは「私」がなくなるということ。ただし生命としてのエネルギーは無くならない。それは宇宙という生命そのもののことだから。
自分は死というものに、そんなイメージを持っている。
でも、こういうことで一冊本ができるのが、不思議に感じる。
死というのは事実だけでしかないと思うのだけど。
生きているというこちら側を当たり前に捉え過ぎているような印象を持つ。
表裏一体じゃないかしら。