「降っても晴れても」。
写真集につける良いタイトルを考えてたら、ジャズギタリストのウェス・モンゴメリーのアルバムで、この言葉を見つけた。
原題 COME RAIN OR COME SHINE の和訳。
作者の意図はどうだか知らないが、雨が降ろうが、晴れようが、何も変わらない、それは続く、というような意味に僕は受け取った。
表向きはいろんな状態に見えても離れて見れば、そんなに大差はない、どうってことないさ、それは続くだけさ、といった雰囲気に聞こえる。
本の内容は、森と街、それぞれの「部分」がページを繰るごとに展開していくのだけど、とどのつまり、そこには初めも終わりもない、といった感じになっている。
本当に良い内容であれば、写真集になると思うのだけど、さて、どうなのかしらん。
それはともかく、
「降っても晴れても」という、この言葉は今の世界の状況にも通じる気がする。
で、それをタイトルに掲げ、家で撮る写真を日記風ではなく、断片的に、ここで構成していきます。続けます。