田舎にて。今朝、撮った写真。
トンネルができて使われなくなった旧道に、ポツンと座るお地蔵さんを見つける。
子供の頃は自転車で幾度かここを通って、このお地蔵さんにも出会っていたはず。今はほとんど人も通らなくなり、お地蔵さんを気の毒に思う。
でも供えられた花がまだ枯れて色あせてないので、誰かが今も気にかけているらしい。そんなことを考えていると、しばらくこのお地蔵さんから離れるのが惜しくなる。
また、来ようと思う。
そして日中。
穏やかな春の日。
何の抵抗もなくサラッと吹き抜ける空気と自然の音。気持ちが良い。
草木の緑が濃く、道の畔にはところ構わずに花が咲く。
自分の毎日に何かを取り戻し、普段抱えている何かに取り組む意欲を失う。
そして痛々しい不安もある。
明日からまたどんな感じで自分はやっていくのか、あんまり考えたくない。