日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

9月へ


夏の終わり。

遅ればせながら、家の裏庭の朝顔が咲きだした。
古い種だったから、あまり育たず、もうこれ以上は無理かと思いかけていた矢先につぼみが開いた。
愛着が湧く。
毎朝、水をあげる。余裕があれば、まわりの草をむしる。
小さくても庭のある、マンションの1Fに住んでよかった。

未プリントのネガの整理を始める。
約1年前のもの。
のんきな写真ばかりで、自分に嫌気がさす。気楽な心境など、これっぽっちもないのに。
きっと、やり方がへたくそなのだろう。

それでも我慢して続けると、何とかなるかもと思い直す。
人生は、そんなことのくり返し。

新しい写真雑誌の『IMA』が届く。



雑多な雰囲気とゴージャス感とで、あまり落ち着きの無いというのが正直な印象。

ライアン・マッギンレー(RYAN MCGINLEY)の写真は人気があるようだけど、ホントにそんなにいいのだろうか?
こういう感じでウケがいいというのは、どこかバブルの頃の時代の印象に似てる。
ヘルムート・ニュートンの若返り的な感じ。

カラーより、モノクロの作品の方が良いのではないか。