撮れば、何でも写るのが写真ではあるけど、
それが全部いいものかと言えば、そんなことは全くない。
その点で、やはり差別的。
そう思わせるのは、人の心であり、我が身の心でもある。
鏡だと思う。
気持ちよさを優先すると、自然それは「かっこいい」になる。
「かっこ悪い」なんて以ての外である。
差別的なのは、人の性。
かっこ悪いのがかっこよく見えることはできないものか?と思う。
だって世の中には、かっこ悪いことはたくさんあるし。
そんなもの見たくねーよ、と言われれば、ああそうでした、と我に返る。
ああ、でもお笑い、例えば落語。
立川談志は、「落語は人の業の肯定」と言っていた。
確かに聴いてて辛くなる落語なんかもある。『一人酒盛り』とか。
かっこ悪さを肯定する、お笑いはそんな意味でもすごいと思う。
はて、写真は?もとに戻る。
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