日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

スイッチを探す。






知らないところに出かけるのも、電車で行けば、案外早くたどり着く。

それで、あれここ何処だっけ? みたいなこともあり、
何でここに来てるんだろう? とも思う。

自分の行くところは、基本、地味で特に目玉のある場所ではないから。
そんなとこの何を撮ろうとしてるんだ、ということである。

その理由を、スイッチを探しに来てるんだと考える。
自分の何かが反応するスイッチ。それを知らない街で探してるんだ、と。

きっと、あの人は何してるんだろう?と思ってるだろう、通りすがりの人々は。
だからこそ三脚を立てて、RZで撮ってるんだ。わかりやすく。

ああ、でも気持ちがいい、その訳が分からない感じ。
訳が分からないからこそ、やる意味があると信じてるんだ。

少し定まってきた気がする。自分の中で。