日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

スイッチを探す。2





スイッチを探すと言っても、自身との内面の対話が主になっているというわけでもない。
心象風景というのは、避けたいと思っている。
甘ったるいから。

自分の中に撮ろうとするモチーフの方向性はあるし、逆に限定しすぎることもない。
自由ながらも、縛られてる。
写真に縛られている。
ああ、難しい。

実際、行動してこそ思いつくこともある、
撮れなくても、それだけで収穫だ。
とは言え、現実的には何の保証もない。
すべては、「名もなき自分」のやってること。
いつだって、跡形もなく消えていく。

だけど、教えは何処にでも転がっているもの。

人は掘りかけた穴は一生をかけて掘り続けなければいけない、TVで見た三国連太郎の言葉。
その言葉をささえに、自分はこれからしばらく、やっていくことになるだろうと思う。





スウィートソウル ep

スウィートソウル ep