2019-01-06 志ん生を聞きながら。 夜明け前。独りぼっちで、まだ暗いあぜ道を歩きながら、スマホで落語を流す。イヤホンは使わない、誰もいないのだから。 イノシシの足跡が残った雪の景色を志ん生の声が一変させた。時々吹きだしながら、シャッターを切る。東京の寄席が寒くて暗い田舎の田んぼ道に簡単に現われるのだから、ホントいい時代だ。