日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

ともしび。

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昨日、フェデリコ・フェリーニの『道』を観た。今回で、3度目。

この映画、10代の自分には「お話し」にしか見えてなかった。

悲しい悲しい物語。 人の業と孤独が、今の自分には身にしみる。

フェリーニはその後、物語という枠から解放されていく。

 

人の様を見せるのが映画。

物語に登場人物が支配されるのは、嘘っぽい。

 

ジェルソミーナの心の中の灯火を、ザンパノは消してしまった。

みんな誰もが悲しい。

 

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