日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

遠くへ行ってしまいたい。

  shopは、こちら

 

 

 比較的、近所な「松崎」。 大通りは通るけど、中の方の街景色は知らなかった。♪知〜らないま〜ちを 歩いてみた〜い♪ という心が湧いてくる。 

 

 

 

 

 蜩(ひぐらし)の声が聞こえて、夏の思い出が蘇る。 瞬間、自分が死んだら、この思い出も消えて無くなるんだな、という考えが浮かんだ。 まあ、何の価値も無いもんな。 思い出はみんな自分の胸にしまい込んで人はこの世と「オサラバ」するのである。 夏は死の匂いがする。

 

 少しづつ読んできた『山怪』の三冊も、まもなく読み終わる。 異界の空気にどっぷり浸り過ごしているものだから、思考の通り道も彼岸と隣り合わせだ。

 

 ああ、いっそのこと・・・・と無責任な妄想する自分も時には許してあげたい。

 

 心は写真を撮る行為の枠はなく、創作を思考している。 撮ることの上手い下手なんて技術論も。写真界も、仕事的な感覚も卒業するよ、勝手に。 それが今の僕の自由なのだ。 やりたいことをやらなくて、他に何をやるの。