日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

個人と聴衆の関わり方








『雨上がりの夜空に』は、そんなに良い音楽なのだろうか?

ずっと疑問だった。『スローバラード』と比べてしまう。

断ち切れないものと、一生付き合うのは、苦しいことだと思う。
確かなものなんて、一瞬にして姿を消してしまう。

たぶん『スローバラード』は一瞬で、『雨上がりの夜空に』は倦怠なのだと思う。
怒られるかもしれないが。

相対的に見て、「初期の状態」というものは良い。不遇を味わう時間。
『十年ゴム消し』には、個人が見える。
作者の時間の過ごし方に、とても惹かれる。

だからこそ、そこに群がっている場合ではない。

もっと、作られたものを、しっかりと見定めるべきだと思う。