日曜の夕方から夜にかけて、兼ねてからここで言っている写真展『horizon horizon horizon』の搬入を終わらせた。
これまでずっと僕の頭の中にあったものが、とうとう目の前の現実となってしまった。
僕が撮った写真が飾られた部屋。
それ以上でも、それ以下でもない現実を目の当たりにすると、なんだか拍子抜けの気分になる。期待を持って、いささかの夢を見ながら、今日まで来たのだけど、まあ、こんなものか、という感じ。当事者だからこそ、そんなことを思うのだけど、ある種の淋しさは拭えない。
他人様はこの作品をどう見るのか? それは永遠の謎だ。答えなど無い。
昨日月曜は有給を使って、会社を休んだ。これまでの個展準備で疲れたことには間違いはない。会社にも事情は伝えて承諾を得ている。とは言え、一日中家にいることも僕にはできない。
そんなわけで、生ビールを飲む目的で三条のお蕎麦屋さんに出向き、その道すがら、写真を撮ることにした。よって上に載せた写真は、いつものように夜明けではなく、お昼に撮った写真だ。天気が良かったので、撮りたいものが次々と現れ、とても幸せで気持ちの良い散歩になった。とくに平日のお昼に飲むお蕎麦屋さんのビールは、最高だった。
なんだか、ひとり打ち上げの気分。写真展は、明日10/6からなのに、半分終わった気になっている自分がいる。間違えてはいけない、個展は、これから!!! なのだ。
京大・西部講堂。
BAL 内、 無印良品のフロアから外を眺める。
午後の木屋町。人影がほとんど無い。