日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

関西人、大阪人、美術人。

5/2(月)午後。

 岡崎で、展覧会のはしごをする。アーヴィング・ペンと、京都版画トリエンナーレ森村泰昌の3つ。展覧会を見ながら、人が作品を鑑賞するとはどういうものか、自分の行動を通して体感しながら考える。

 

 

 

 

 ほどほどに知ってるつもりだった森村泰昌の展覧会は、驚きだった。

 作品の制作過程で出るこれまでの「ポラロイド」写真を展示することがどんな面白味が生むのか、会場に入るまでは想像できなかったけど、出た時には納得していた。

 いやー、のめり込んでる作家の姿のおかしさ、迷宮ぐあいが何とも言えず、打ちのめされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 ポラロイドに加えて映像と音、衣装と本の部屋もあって、それが効果的な印象づけの機能を果たしていた。

 しかし、今は美術館での撮影がOKというのは、なんとも不思議な感じ。普段ならあんまり写真を撮ろうとは思わないけど、この展示は撮っておこうと思った。

 ポストカードを2枚買った。約¥4,000ほどの価格の図録は、買わなかった。体感したショックだけ残せば十分に思えた。

 

 

 

 

5/3(火)、朝。