日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

春の季節に身をまかせ。

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 夜が明ける時間が早くなってきた。 桜以外の何も頭に浮かばないまま、家を出る。

 

 いつもコンビニに入って、おにぎりを2つと温かいほうじ茶を買うのだけど、今朝はお茶がひとつもなかった。 その後、自販機で緑茶を買い、まだ薄暗い鴨川のほとりのベンチに座って、腹ごしらえをする。 目の前に満開の桜並木。 そして徐々に明るくなる順光の対岸。 晴天。

 目の前の風景の全部が、理想的な対象となって目に写る。 しばらくの間だけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 午後、いくつかの用事を済まして、最後にバックス画材で額装用のマットを2枚、切ってもらう。 サイズが大きいから、なかなかのお値段。 

 帰宅後、録画していた映画『バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版』を観る。 チラシの写真は強く印象に残っていたが、本編を観るのは初めて。 悪くはなかったが、特別好きな映画でもない、という感想。 画面の色がエグルストンの写真のようなカラーだった。