日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

常識ほど、つまらないものはない。

 

 

 

 

 焼かれた肉の匂い。 お腹はペコペコ。 服も靴も雨に濡れながら、スイッチが入ってしまった。 

 

 ギャラリーを出て少し歩けば、そこは四条河原町。 雨が降っても土曜日の夜となれば、人は多い。 遊ぶにも体力がいる。 ましてこんな雨の中でも人は遊びにやってくる。 それを迎え撃つ店員さんたち。 

 そんな雑沓を、ピントがはずれてようが、露出があってなかろうが、レンズが曇ってようが、お構いなし。 とにかく、シャッターボタンを押す。 

 とにかく僕は「芸術」に邁進するのだ・・・・と、こういう時だけ「芸術」という言葉を使う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 バスに乗るまでの128カット。 こういうのをストリートスナップというのだろうが、今はもうダメらしい。 載せたけど。

 人は何処に向かっているのだろうと思う。 そんなのを撮りたい。 度胸がないと。

 

 雨の夜を撮るのはなんか、いい。 またひとつ、見つけた気がする。