日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

日々の傑作。

昨日の朝は夜明け前に出発したにもかかわらず、

コンタクトレンズを紛失したために、間も無く家に帰ることにした。

ま、それはそれで仕方がない。

お昼前にコンタクトレンズを一新し、

靴下2足とレコードを買って、お昼ご飯を食べ、

太陽の照りつける街を歩くことにする。

気分も乗らない割には食い下がり、一向に帰る気分にもならない。

最低限のことはやってから帰ろうと時間が過ぎていくうちに、

クタクタに疲れる。

15,110歩を歩いて、230枚の写真を撮る。

その中でも傑作が、下の2枚。

何で、これが?

他人が見ても意味が判らないだろうが、

これを目にした時に、本人は瞬間「これだ!」と思ったのだ。

でも、伝わらないのは無理もないだろう。

だから傑作という言葉は却下する。

でも、写りが良いことに間違いはないと確信したのは確かなのだ。

いつも撮影の際はこういうことの繰り返し。

現代美術さながらに、ある程度の文脈を形作って見せる必要がある。

原始的身体感覚と現代人的サービス精神のひしめきあい。

それらの折り合いを考えて、

また違う傑作を選んだりもするし、

最終的には時間が答えを見つけてくれるというやり方。

結局、その後の自分がどうにかしてくれるだろう。

知らんけど。

でも上の2枚なども良いと思っている。

あと、これも。

昨日はこんな感じで写真は終了。

引き続き今朝も撮影しました。

それはまた明日以降、平日の夜に更新します。

よければ見てください。

あと、本もよろしく。