画家は子供を目指す。子供の頃に描いた絵を目指す。
「描く」ことは気持ちの表れだ。
描きたいように描く、後先考えずに。
そうありたい。
共有なんて考えない。
共有という言葉が大嫌いだ。
常識の言葉で表せる範囲の、浅くて、薄っぺらなことなど、欲しくない。
それでは意味が無いのだ。
誰もが抱えている、「誰にもわかってもらえないこと」こそが、本当におもしろいことだと思っている。
ただ、その逆もまた真なり。
人の世は複雑だ。
どちらかだけで話は片付けられない。
人が孤独を失くしたら、楽しみも意味を失ってしまう。
人間の才能とはどこにあるのか。