日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

見知らぬ







地図の街。
名もなき場所、名はあるが、その駅前に降り立って歩を進める。

何しにここに来たのか、何が手に入るのか。
いい写真の一枚が手に入らなくても、それはそれで仕方ないという覚悟もありながら。

数時間後。
ひとりだけの興奮もひとまず終えて、駅に向かって歩いてる。

その街の日常。感心してる。
ふと自分がその街に住んでいる姿を想像したりする。

地図上の「全体」で見ていた場所が、自分の足の「一歩一歩」に変換される。
そういう意味でも、写真は面白い体験ができる。