日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

本を作る。その2


本を作る。

いざ、実行するとなると覚悟がいる。当然だ。軽い気持ちでやれるはずがない。
だが、商売ではない。この言葉の差異は重要だ。発端がそうではないということ。商売的に考えてるのなら、こんなことはやらない。

作ってしまったものと共に、作った本人は生きていかなければいけない。
その覚悟が重要なことだと思う。

だとして、自分はフラフラしてる。
自信が持てないのだ。
自分はすでに本を作っている。






『山と子ども』という写真集。

まぎれもない自主出版。ボソボソ売ってて、途切れ途切れでも買ってくれる人がいる。有り難うございます。

できることなら、この写真についての個展を開催したいところなのだが、今一度その内容を顧みると、踏ん切りがつかないでいる。
モチーフ的には不十分も何もないのだけど、アプローチの仕方に物足りない感があるのだ。

写真の多面性。欲しいのはそれだ。
そして、それをもう1冊の本を作り、2冊を合わせることで、実行したいと考えている。

内容は出来ている。
同じモチーフを、どんな写真で、どう見せるのか。それは出来ている。