日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

署名を入れる。

京都、MATSUO MEGUMI +VOICE GALLERY pfs/w(ヴォイスギャラリー)にて、作品展示しています。

 

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11/6(金) ~ 8(日)   11/13(金) ~ 15(日)   11/19(木) ~ 21(土) 

各日、13時 ~ 19時 

 これから1年は、ヴォイスギャラリーにて、作品を発表していきます。

 

引き続き、haku_kyoto でもオンラインショップにて、作品原画・Tシャツ・プリント販売をしています。

ぜひ、ご高覧のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

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11月8日。9,295歩、撮影354カット。

今日の日曜は、なんとなく外に出るのが億劫だったのに、いざ撮り始めたらキリがない。夢中になってしまう。

カラーとモノクロを、その時の光に合わせて撮り分けると、さらに飽きはこない。

その後、家に帰って上がり結果を見て、甘くはないなと思い直したりもするのだけど、まあ、そんなに悪くもないとも思う。

つまらないという感想を持つ人もいるだろうが、遠くに足を伸ばしたり、「珍しい」を撮ったりすることよりも、目の前の世界の中に「何か」を見つけ出すことが、僕は写真だと思っている。

 「写真のためには何も存在しない」とは、富岡多恵子の言葉。この姿勢を終始、忘れてはいけない。

写真家はひたすら揺れている。僕は置いといて、としてもだ。

写真は単純なだけに、難しい。

 

加えて、僕の中では他人を写真でドキュメントすることも、考えにくい。

御多分に洩れず、僕の写真もエゴが発端になっているから。

相手を自分の写真の材料にすることはできない。

いや、それは綺麗ごとか。 本音は、面白いと思ってないからだ。

 

自分の写真を成立させるためには、撮る写真に署名を刻まなければいけない。

誰であろうとシャッターを切れば写る写真でそれを成立させるのは、本当はとても困難なことなのだ。

でもこれって、言い訳だね。

 

 

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