日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

雨。

京阪電車から東西線に乗り換え、終点の太秦天神川で下車する。

この駅は初めて。

地上に出ると辺りはまだ暗いので、さらに右も左もわからない。

それに雨が降っている。予想外だった。傘も持ってない。

小雨だったからとりあえず歩き出したけど、そのうち雨は強くなった。

安井消防団の詰所の屋根の下で、しばらく雨宿りする。

もう撮影は諦めて、カメラと三脚を片付け、駅に向かって歩き出す。

それでも数分歩けば気になる景色に出会い、雨も弱くなったので、またカメラと三脚を取り出す。 そこから火がついた。 

さっきより小雨なので、撮る時以外はタオルをカメラに被せて歩けば、何とかなる。

 

とにかく、カメラの中に何かを取り込んで持ち帰らなければいけない。

撮影さえできれば、例え撮れたものがダメであっても、諦めはつく。

何もしないまま、また平日を過ごすことが、たまらなく嫌なのだ。

 

 

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8,594歩で、132カット。