日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

タルコフスキーという才能。

 

 

 個展開催3日目の今朝、4時過ぎに起床。 撮影に出る。 遠出はしなかったものの、案外手応えのある撮影ができた。 ちょっと、グイド・グイディ的な感じ。

 

 この数日、YouTubeタルコフスキーの『鏡』を、ちょっとづつ見ている。 それがなかなか良い。

 『鏡』はこれまでにも何度か見てきたが、細切れであの映像を眺めるのも、新鮮な経験。

 なんでもない日常の風景の中の、神秘的な光。 シーンのつなぎ方なんかにも新たな驚きがあったりして、これは贅沢な時間。 これですよ。 これなのよ。 自分にも、まだまだやるべきことが見つかりそうな、そんなタルコフスキーの仕事。 

 

 見えないけどそこに何かがあると確信し、その創造を成し遂げることのできる人は、それがどんなものであれ、才能を持った人であることに間違いはない。 そこに価値を見出しているのである。

 誰かのものではなく、私自身が見えているもの・感じているものを作りたいっ・・・ていう感じ。 結果、唯一無二のオリジナリティ。