日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

続ける凄さ。

 昨日、展覧会に展示するプリントが届けられて、上の写真は「丸められたシートをフラットに伸ばしている」の図。

 

 大きいプリントと、上の箱のは小さめのプリント。

 

 随分昔に買った木製の大きなパネルを、今度の個展で初めて使おうと思っている。 そのパネルを床に置いたら、僕の部屋はもう足の踏み場もない。

 今日は日がな一日、家で作品展示の準備をする。 いくつかの理由で、撮影は今日も休み。

作品を良い形で見せることに全力を注ぐのが先だという気分に変わった。

 まー、展示まで、もう一ヶ月とちょいだもんね。 そりゃあ、あせるわ。 今のところ順調だとは思うけど。

 上の写真は先日観に行った展覧会で購入した作品冊子。

 

 上にトレーシングペーパーのカバーが1枚あって、写真の写りがソフトな感じになってます。 「ざわざわ」とした予感が沸いたので購入しました。

 

 ページの左右にあるそれぞれの絵が互いに関係し合うのが、本という形式の面白いところ。

構成のやり方次第で、絵の大きさも内容も読み手の頭の中で変化する。 

 

 作家の「ともこちん」には、本当に久しぶりに会いました。 作品を作っていて面白いのは、こんなふうに人に会う機会を得られること。 創り続けることが、その人の人生に彩りと年輪が生み出す。

 そういう孤独っていいよね。 それはとても幸せなこと。 寂しくて、切なくて。

 現在開催中の僕の 写真展『kyoto at dawn』、さらに良い灯りのなかで展示中です。 是非観てね。