日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

家で写真の展示の作業する。

 

 今日の休日はしなければいけないことが溜まってて、しかもちょうど雨の朝だったので撮影にも出かけずに、家で作業をすることにした。

 

 今度、京都は清水寺に程近い五条坂の途中の CAFE  OTOWA さんで、作品の展示と販売をすることになっている。 

 ずいぶん前に展示することは決まっていたのだけど、展示内容をお店を経営する友人が親身になって何度も打ち合わせをしてくれて、で、その彼も忙しい人だったりして、結局今の時期になってしまった。

 

 そんなわけで、今日1日は、

 

 ① タイトルやステイトメントなど、展示に必要なイントロダクションのパネルの内容(今朝も4時に起きて考えた)を妻に渡して、実際に出力するデータを作ってもらうようにお願いしたり、

 ② 写真の波打ちを防止する裏打ちシートを、展示作品の裏面に貼り付けて、白フチを切って落としたり、

 ③ 勤め先の会社で印刷してもらった蛇腹折りのポストカードサイズの写真集の2つを貼り合わせて繋げ、手で折り曲げる作業をしたり

 ・・・・などと、それらの作業は一度始めたら止まらなくなり、そのまま夕方を迎えることになった。 

 

 作業中はひたすらYouTubeで、電気グルーブが出演したラジオいくつも聞いた。 

 石野卓球の言動のめちゃめちゃさが面白くて、1日楽しく明るい気分で仕事ができたことは、とても良かった。  ホントに昼飯とトイレ以外は、仕事の手が止まらなかった。

 

 upした写真は作業の合間に撮ったのだけど、部屋の黄色い蛍光灯のせいもあって、色が気に入らなくて、でも時間をかけるのも面倒臭くて、白黒にしてゴマかしました。 単なる雰囲気写真です。

意味もこだわりもありません。

 

 

 


 上は最近、唯一買った写真集。  ホンマタカシの TOKYO OLYMPIA。 この数ヶ月は、お金の使い道がアナログレコードに傾いてて、写真集に興味が向いていなくて。

 今回でた写真集は、上の写真にもあるように 90年代に出た TOKYO SUBURBIA の続編みたいな編集と製本になっていて、素通りすることが出来ず、予約して購入することにした。 一応、サイン本。

 

 TOKYO SUBURBIA が90年代当時に出版されてお店に並ぶと僕はすぐに購入。 重くデカい本をぶら下げ、自転車に乗ってよろよろと家に帰ったことを思い出します。 これは今も好きな写真集。

 

 今回の TOKYO OLYMPIA は海外の出版社(だったっけ?)から出版され、前のは定価が5〜6千円くらいだったと思うけど、今度のはそれの3倍近く。

 いくらなんでも、今は写真集の全部が高すぎ。 ちなみにレコードの新譜も高くなってる。 でも写真集の1万円越えが当たり前になるのは、さすがに辛い。 

 

 内容的には、先にブルータスでの連載が一つになったやつで見て、影響を受けてた分、今回のこの写真集の編集は、今のところ自分には、上手く理解が出来てないのが本音です。

 

 でも買わないわけにはいかないなあ、ていう感じ。 例え動画で写真集の内容がわかったとしてもね。

 作品を観たり聴いたりするのは、単に情報を確かめたらそれで終わり・・・・というわけにはいかないから。