日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

2015-01-01から1年間の記事一覧

浄瑠璃寺へ。

昨年、父が死んでから一人田舎で暮らしている母を、京都へ遊びに来るように誘った。 どこか行きたいところはないかと聞くと、 「浄瑠璃寺」という言葉が出る。調べてみると、母だけではなく自分も行きたいと思い、 市内からは少し遠くはあるが、思い切って出…

森と骨

森。 樹々の切れ目に道らしきものがある。山の中。と、いっても風通しの良い淡い光のさす森。 別荘地とうのもうなずける。その道らしき方向に入り込んでいくと、左手の茂みの中に土地を購入された人の名前が書かれた看板がある。その横・・・・骨が見える。…

見えないもの

午後からは青い空。三時に帰ってきて、何となく後ろめたい昼寝。 忙しかったから、「いいか、これくらい」の心。窓の外の眺めを、ボンヤリ。 別にいいんだけど、の気分。十文字美信の『感性のバケモノになりたい』を本棚から取り出し、 気になる作品『ピクニ…

潤い続き。

期待しすぎる「日曜日」の結果は、まあ良くない。 ずっと一日雨。知ってましたけど。

違う!!!

遠くまで、足をのばしたからと言っても、 当たりだとは、限らない。いったい、何が違ったのか?どれを見ても、引き込まれない。夢中になれない。 写真て難しい。「場所」に流されないように、写真になってこそ「何か」を見出すことができるような 間のいい感…

untitled. 2/5

untitled. 2/4

鳥と人。

樹々が立ち並ぶ歩道で、立ち止まりカバンからデジカメを取り出してたら、 バタバタバタッと鳩の群れがってきた。とたんヒッチコックの『鳥』が甦る。 この場所で誰かが毎日、エサをあげているのだろう。嫌な習慣だ。以前、鴨川でトンビに襲われたことがある…

犠牲。

ジオラマのような風景。ものの名前や意味を無視して、画面の雰囲気だけを見る。 何かが違えば、撮らない。良ければ撮るのだけど、我ながら、「何が良いんだか」とも思う。乗馬してる人や、ラジコン飛行機に夢中になってる人たち。 それを横目に、納屋を撮る…

答えられない。

不審者だと思われてるのかと思って見られるのを嫌がっていたら、 声をかけられ、「あのここで何を撮っているんですか?」と質問された。やっぱり疑われているのかと思って、いや、ふつうに写真を撮ってるだけだと答えると、 一度は去って行き、向き直ると、…

責められない冬