2020-05-04 降っても晴れても、その12。 うちのロバート・フランク『アメリカンズ』は、宝島社が発行の日本版。あんまり言われないけど、25年ほど前にはこんなバージョンもあった。 普段では得られないこの方向感覚を失うような「自由な時間」に、映画『万引き家族』を見たら、なかなかの気分を味わった。 社会的な枠が無くなってヘロヘロ状態の連休の真っ只中、右も左もわからない不思議な感覚。 人の枠を取っ払った動物としての自由は本来こんなものだろう。単なる休みボケとも言えるが。 ただ、こういう映画は他人事には思えないのだ、僕は。