2012-01-14 暗中模索・2 その日にあったことが風景に写り込んで見えるはずはないのだが、自分自身にはその日の出来事の後味みたいなものが、写っている気がしてしまう。写真は見る人にとって、「鏡」のような存在にもなる。そうして、時間に流されていく写真と、残される写真。道は別れる。 デジタルで撮るのと、フィルムで撮るのは、そこに少し関係しているような気がする。