日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

奈良美智 for better or worse 展




ただ、展覧会を観るためだけに家族3人で豊田市美術館に出かけた。

奈良美智 for better or worse Yoshitomo Nara for better or worse sorks: 1987-2017を観るため。


館内にて、まず先に入ったミュージアムショップでは、先日開催されてたアラーキー展のポストカードと『往生写真集』を買った。
もともと妻の希望でこの美術館に来たので、本展のグッズは妻に譲った。
オリジナルグッズの売り場の横には、絵画運搬用の木箱がしまわれたスペースがあって、商品を吟味する妻を待っている間、その風景を興味をもって眺めた。
1枚のカンバスが作品になって、こうして扱われることに憧れを感じる。かっこいい風景だった。

展覧会の印象は、
作品の中にある「気持ち」みたいなものを大切に扱った丁寧でとても良い展示。
まわりの広い空白が心地よい。ほどよい作品点数。おかげで僕はすっかり心を奪われてしまい、翌日はふぬけて仕事もあまり手に着かなかった。

こんな自分ではダメなのだろうか?