日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

エビス生ビール、2杯。










六波羅蜜寺の向いに、細い路地を見つけたので入ってみる。長屋風の玄関が並ぶ奥は、廃屋のトイレがあった。
それはとくにいい写真にはならなかったけど、それをきっかけに撮るリズムが生まれた。
それからは、いろいろ歩いた。気持ちが在る間は電車などで移動せず、ひたすら歩いてまわる。そしてJR京都駅に着いた。

エビスの生を2杯。休みの昼は外でビールを飲むことが多くなった。それ目的と言ってもいい。ご褒美だ。

地下鉄に乗って移動し、そこから家に向かって、また歩く。20年ほど昔に撮った記憶のある場所に足を踏み入れる。
当時はモノクロフィルム「トライX400」の35mmを使ってた。今はデジカメ。使うカメラで撮る対象も変わる。あの頃は「言葉」で理由を作りながら撮ってた気がする。
考えない、それが何をやるにしても良い結果を生むらしい。
僕の場合、未だその良い結果は出てないが。