家でいることがマンネリ化するのは、つまらない。
家族とつきあうのは楽しい。家で独りは辛いものだ。
夜明けの部屋の中や窓際からの風景は、いつも新しく見える。
しかし、それを日常という言葉で片付けられるのは、なんだか納得はいかない。人は何処に居ようと、それは日常なのに。確かに相手の立場に立てば、他人の日常を押し付けられるのは嫌なものだけど。
それに日常は繰り返しのものだから、いちいち感動ばかりしてても、きりがない。
きりがない、きりがない、ああ、きりがない。
だけども、やっぱり、「おはよう、またやろう」なのだ。