青空の今朝。 久しぶり。明るい朝。夏っぽい。
夜明けに録画してたヒッチコックの『ハリーの災難』をちょっとだけ見たら、画面がとても綺麗で気持ち良かった。 映画はまず画が良くなければ。
片田舎の紅葉の風景の中にハリーの遺体が転がっている。 それが色鮮やかで、不穏な空気はない。丘の上での殺人事件。その割には、人々ののんびりとした会話がおかしい。
そういうサスペンス。
ヒッチコックの作品は、ヒッチコック自身が自分の全集を作っているように見える。
地味なもの派手なもの、職人的なとこがかっこいい。
タイトルバックの画面がどんなものか? それもヒッチコックの作品を見る楽しみの一つ。