日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

きょう。

朝4時に目が覚めて、外は雨の音はしない。撮影決行。

北大路通りを西へ歩く。これまで数えられないくらい撮っていても、光が変われば色が変わる。色が変われば見えるものが変わる。

 

5,668歩で105カット。悪天候もあって、手短かに済ます。

 

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午前中、日本映画専門チャンネルにて細野晴臣の映画『NO SMOKING』を録画しながら眺める。

そして午後、昨日購入したレイ・ハラカミの『unrest』をいざ、拝聴する。

アナログレコードのダブルジャケット、2枚組。a~dの4面あり。

針を落とし音が鳴る。出だし好調。ハラカミ節。

僕にはどうも、それぞれの面の1曲目が、聴き心地良く感じる。

レコードの場合、盤面のいちばん外側になる1曲目がいちばん音がいいと聞く。

それが関係あるのかは知らないが、たまたま僕の好みの音がそこに集まっているようだ。

だって元はCDアルバムだったし、レコード2枚構成という考えがあったのかどうなのか。

知らんけど。

 

途中、昔CD版で聴いた時の印象がよみがえる。「ああ、この印象、たしかにあった」と思い出す。聴いていた前の家の中の風景が頭に浮かぶ。

逆に言えば、そんなけ聴いてこなかったということでもある。

 

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大ざっぱにアルバムの感想を言えば、人には好みの音というのがあるなということだ。

電子の音をたくさん聴いた後は、無性に弦の音が聴きたくなった。

で、続けて「ペンギンカフェ・オーケストラ」と「はっぴいえんど」を聴く。

 

人物の人となりはひとまず置いといて、ハラカミは音楽をやっていたのだから、音楽を聴かなければ話にならない。

僕は彼の音楽をあんまり聴いてはこなかった。

そこには僕なりにに理由があったのだ。生理的な理由が。

しかし彼の音楽は世間に受け入れられた。それも世間で高い評価を受ける音楽家の方々に。

そして僕には、それを聴き分ける耳はなかった。

 

結局、そういうことだ。チャンチャン!・・・だ。

ともかく僕はといえば、写真を頑張ろうと思う。

 

もちろん手に入れたレコードは、これからも大切にします。

一生もの、財産です。僕にとっての。

 

原神玲様。

生前は、お世話になりました。

 

 

 

 

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