日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

見知らぬ街、その2






どこか、知らないところへ行ったって、
何かが特別になるわけでもなく、ほんの少しの「差異」を感じるだけ。

めずらしいことなんて、望まない。
気がつけば、そこにあった隙間のような風景、そしてそのタイミングが大事。

何でもない時間や場所の中にこそ、何かがある。
絶景なんて、モナリザという絵画を複写してるのと同じこと。
そこには自分なんてない。

写真という存在を、浮きぼりにしないと、撮ってる意味なんてない。