友人・知人ではなくて、他人なのだけど、街でなぜだかコトあるごとに見かける人がいる。
昔よく行ったお店の店員だった人。今はもう、そのお店はない。
僕の記憶にたしかにその人は残っている。だから見かけると「あ、また」と思う。
そして気になる。
まるで、自分の意識の底の方を写す「鏡」のよう。
その人に写る自分自身を、僕は見てるのかもしれない。
ある意味、幽霊という存在に近いかもしれない、とも思う。
- 作者: 佐内正史
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- 発売日: 1999/06
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