日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

絶対に、平面都市。









夜に朝に『絶対平面都市』を読んでいる。鈴木一誌氏が森山大道氏に最近の著作についての質問対話している本。とめどなく写真について話をできる森山さんはすごいものだと思う。丁寧でおごること無く意識された言葉は巧みで、もはや森山さんを嫌いな人はいないのではないかと想像する。
自分は30年以上前に撮影された『北海道』の手記が好きで、もう何度となく読み返してきたが、先頃出版されたその著作についても語られている部分は、とても興味深く読んだ。その『北海道』(2008)、とても欲しいのだけど、19000円という高価な代物の上にすでに品薄。う〜ん。
自分は何をしているのかと、悩む次第なのである。