「今日は悔しいくらい青い空で」というのは古今亭志ん生のセリフ。
コロナウィルス騒ぎが止まらない今日、先日買ったラジオを聴いたりしながら家で過ごす。
午後になって外に出てみれば、空は青く霞んでいる。
歩きながら、人間の滅亡って今のような状態が引き金になったりするのかもしれないと妄想したりする。 あくまで妄想だが。 ゾンビなんかも連想したりして。
そんな頭で日常の風景を眺めていると、いつもより距離を置いて風景を見ている自分がいる。
近所の風景に「はかなさ」が加わって、一歩引いた写真になっていく。
写真はそこに何かに感じれば、わからなくてもそれをカタチにすることができる。
その直接的なとこが、写真の良さ。