今朝の撮影はなし。 悔しいが、家でやらなければならない事がある。 今日upする写真は前回の残り。
手塚治虫を読んでいる、ちょっとした時間に。
大阪で適塾の建物を見つけてから、『陽だまりの樹』を少しずつ。
老眼が進んだ事もあって漫画の吹き出しが、読みづらい。
ベタの白抜きの文字など、とくに読みづらい。
昨夜からは並行して『火の鳥・鳳凰編』も読み始めた。
でも10代の頃に読んだ感覚とは明らかに異なる。
当時は我王の人生を中心にして読んだが、今は違う。
若き我王に殺された人のことを思う。
彼らにも輪廻転生があるのだということを考える。
『吉本ばななインタビュー集』という本によると、
宜保愛子さんは、人間は人間にしか生まれ変わらないと言っている。
僕はそれを信用している。
実際は、火の鳥のように虫けらには生まれ変わらないらしい。
前世も来世も人間。 で、凡人。
期待しない方がいいらしい。
前世のことなど、思い出したくもないし、
来世のことなど考えたくもない。
そういうもんだな、と思う。
切実にそう思う。
写真などをやってはいるが、
それも「生きる」を循環させて継続させる自分なりのやり方の一つ。
『火の鳥』で我王が仏師として目覚めるという物語とは、また別のこと。
僕のことは他の誰のものでもないし、物語ですらない。
そんなことが頭の中でぐるぐる回ってて、眠れない眠れない。
そんなわけで、
午前3時半ごろに布団から出てこれを書き始め、
気がつけば、4時44分のゾロ目。
こういう時間はめっちゃ進むのが早い。
そういえば、
先週、久しぶりレコード屋さんに入って、
荒木一郎の『空に星があるように』のシングルレコードを見つけて買いました。
400円なり。
良かったら聴いてみて。