次なる何かを得たいと思ってひたすら歩いて撮っているのだけど、果たしてその何かとは何なのか、考えても何とかなるものではなく、結局は目の前に見えたものを撮ること、それのみだ。
書店で見たシャーロット・コットンのナントカという著書の帯に『写真は魔術だ』と書いてあったが、僕にはよくわからない。その本に載っている写真も、僕にはピンとこない。そういうことを求めていないらしい。
とりあえず、今日も今日とて写真を撮った。
そうやって撮り溜めたものが、いつの日か違って見えるようになるから、写真は不思議だ。
あ、それが魔術なのか・・・。