日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

BRIAN ENO ANBIENT KYOTO を、見る。

shopは、こちら

 

 

昨日チケット予約して、今朝10時に BRIAN  ENO  ANBIENT KYOTO を見に行く。

見に行ったのだけど写真は1枚も撮ってないので、ここでは見せれるものはありません。

 

作品を見てすぐに出る言葉としては、肯定的に「意味がない」ものを見たのは久しぶり・・かな、という感じ。 「音と光のインスタレーション」は、「音と色彩のインスタレーション」とも言い変えられる。 とにかくボンヤリと眺めた。 

 

全ての作品は、ボンヤリと眺めているうちに、とめどもなく変化している、ということに、気づく。 時間に任せて身を浸す。 時々、音楽が流れていることも忘れたりする。 

どの状態がピークでもなく、ただ流れつづけ、変化していく。 等価、ということに価値があるように思う。 

意味や答えらしきものを用意していないのが、アートとして、本当っぽい。 いや、本当なのだ。 最近の風潮は、安易過ぎる。 アートが単に経済活動の手段になってしまっては、創作行為に自由が無くなってしまう。 個人は、全体に巻き込まれてはいけない。

 

 

 

 

 

 

 

 

僕の初めてのインスタレーション体験は、1989年の神戸ジーベックホール・オープニング展での「音と光のインスタレーション」で、ブライアン・イーノが最初だった。  

 

たまたま同期の友人について行っただけなのだが(レイハラカミも一緒だった)、その体験があって、紫や緑のステンドグラスなんかをTVなんかで目にすると、頭の何処かにブライアン・イーノ の名前が浮かんでいた。 

 

その後は、いくつかのアルバムも聴いたりして、今日見た作品の「THE SHIP」も、出た発表した当初に買って聴いてはいた。 途中音がデカいから、たまにしか聴かないけど。 

 

自分のお土産としては、月末に向けてお金がないくせに、図録は当然、アルバム ANOTHER GREEN WORLD (1975) も買っちゃいました。

 

 



今日の写真は、会場を出たその後、七条通り界隈を彷徨い歩いて撮った写真です。

こういうのは普段からよく撮るのだけど、とくに今日はイーノっぽく感じられて、しつこく撮りました。 イーノはもっと蛍光色ですけど。 あと、マーク・ロスコ の作品も惹かれているので。

 

 

今日の歩数は10,253歩で、220カットを撮影。 アンビエントなので朝の撮影をすると眠くなりそうで、今日は中止。 とりあえず、お昼のビールが美味かった。