日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

儚い世の中。

 

 

 今日の春分の日の休みがあるから、一昨日の日曜日はいくらか気楽に過ごせた。

 

 今日の天気は下り坂。 夜明けの撮影の帰り道は、ローソンスイーツの クッキーシュー を購入。 この前食べて美味しかったので、リピートする。 これで今日は引き籠りの作業day。

 

 さっき乗った京阪電車は、行き帰りとも、休日の早朝にもかかわらず、乗客が多かった。  スーツの人、制服の人の姿が、目に入る。 休みを間違えたか? と自分を疑った。

 

 自分だって平日であればそれなりに忙しいのに、他所の人が働きに出る姿を見ると、なぜか申し訳ない気持ちになる。 今現在の自分の心の開放感が昨日までの忙しかった自分を帳消しにしてしまう。 考えてみればこれまで、人並みにしんどい思いもしてきたはずなのに。 

 

 けど、自分のしんどさを全面に押し出す人って、面倒臭いよね。 全面に押し出したい間は、しんどさもまだ本物じゃない。 でも臨界状態までは辛抱して「もうダメだ」・・・って言うのもタイミングがむずかしいし・・・・・そんなことを考えだすと、世の中、人ひとりが生きる方法ですら、一筋縄ではいかない。

 

 自分や他人の目なども超越した、仙人のような人になれないものか・・・。 

 

 いや、誰もが歩く道を生きること、その中にこそ「生」の意味や希望があるんだよ、きっと。

 

 いや、ちょっと待て。 休日の早朝に朝寝坊もせず外に出かけて写真を撮っている自分を帳消しにしていいのか? 

 

 などと、とりとめもないことを考えて、今日はのんびり作業を始めることにする。 そんなわけで、ここに up した写真は、今朝、撮りたてホヤホヤの写真です。

 

 



 僕からの展覧会のお知らせ、または shop などのページは、こちら

 毎度、お世話になっている VOICE GALLERY のページはこちら