日な日な余波ははなやか歩く

週1~2回くらいのペースで、ここで写真展をやってます。「繰り返し」と「凡庸」は写真と人生の本質です。

2023-01-01から1年間の記事一覧

何故かは知らねど。

電車で移動しないで、ひたすら歩いて眺める大阪の街。 今朝で4日目。 毎回足が棒になる。 今日1日で、京都からの行き来も含めて、27,456歩を歩いた。 京都の街を撮ってきた以上に、大阪を「歩いて撮って」するわりには、なかなか次なる何かが見えてこない。 …

私の道を生きていく。

雨の朝。 京阪電車の五条駅からスタート。 自らの作品のプリントを100枚作り上げることは、どんな言葉よりも説得力を持つ。 そういう欲望を持っているか、持っていないか、そこに始まりと終わりがある。 持ってない人、やってない人。 偉そうに言わないで。 …

勇気。

今朝も大阪へ。 午前5時発の始発電車に乗っても、大阪の淀屋橋に到着する頃には、夜明けの街の姿はすでに影も形も無くなっている。 そりゃ、そうだ。 電車に乗る時点で、すでに辺りは明るいんだから。 故に、これまで僕が京都で撮ってきた、夜が明ける最中の…

京都に帰っても、その2。

昨日の夜は眠過ぎて、更新を途中でやめにしました。 その続きです。 大阪で写真を撮って、帰ってきた京都でまた写真を撮って、いったい何をやっているのか、不思議な気分。 熱にうなされながら、この日は479枚の写真を撮った。 最近の自分にとっては決して多…

京都に帰っても。 その1

前回の続き。 阪急電車で大阪・梅田から京都・四条烏丸に帰る。 途中の車窓からは、田植えの風景を見ることができた。 それが午前9時ごろのこと。 四条通りも朝の風景。 快晴。 淡い日射し。 淡い色で写真を撮る。 人を撮りたくて、大阪に出向いている。 そ…

生ぬるくては、何も生まれない。

展覧会を終えてからしばらく時間がたつと、元から自分の中に抱え持っている悔しさの感覚が沸々と再燃し始めた。 展覧会にて一時的に得たことも、時が経つに連れて冷めて見失うのが日常である。 そんなこともあって、今朝の自分には自己に対する過度なプレッ…

生誕100年。

今回の写真は、前回の撮影の残り。 先週WOWOWで、『生誕100年鈴木清順監督特集』が放送。 赤・青・黄色の順に、大正浪漫三部作。 6月にもまた放送される。 『夢二』だけはレンタルビデオの時代に見て以来の久しぶり。 あとの2つはDVDを買った。 映画を見て…

理屈だけで全ては片付かないことを知らなければ。

午前3時半に起きて歯を磨いていると、カメラに入ったSDカードの残りの空き容量が少ないことに気がつく。 新しいのを入れて間もなかったのに、この前撮ったのは1,000枚を越えて、撮り過ぎた。 何事も経験から始まるからその量が無駄だとは思わないが、決して…

冷めてしまわないで。

以下は、昨日撮った写真の残り。 京都市内にて。 展示した写真の片付け。 裏に貼られた両面テープを外した写真プリントを、また元あったようにひとつ所に積み重ねていく。 ギャラリーの白い壁にワーッと貼られた写真プリントは、その期間だけ見る事ができる…

京橋は、ええとこだっせ。

今日は京阪電車の始発に乗って、大阪は「ええとこだっせ」の京橋へ。 結果、京橋で687カット、その後京都に戻って332カット、家を出てすぐに撮ったのも合わせれば、計1,035カットを撮った。 歩数は、29,010歩。 撮影の途中、お医者さんに行って、展覧会を2つ…

写真展、終了しました。

昨日17時で、僕の個展は終了しました。 多くのお客様にご覧いただき、そしてたくさんのお話ができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。 僕の写真作品を笑顔でご覧いただけたことが、何よりも嬉しい。 自身の「仕事」に新たな自信を持つことができ…

常識ほど、つまらないものはない。

焼かれた肉の匂い。 お腹はペコペコ。 服も靴も雨に濡れながら、スイッチが入ってしまった。 ギャラリーを出て少し歩けば、そこは四条河原町。 雨が降っても土曜日の夜となれば、人は多い。 遊ぶにも体力がいる。 ましてこんな雨の中でも人は遊びにやってく…

帰り道も雨。

昨日の雨。 お客さんが途切れたギャラリーを後にして、一つ向こうのバス停まで歩いてみる。 長かった休みの最後の最後まで、ジタバタしたい気分。

一日を形づくる色んなこと。

毎度、ありがとうございます。 写真展5日目の今日は、一日中、雨の予報。 それもザーザーと降る感じ。 残りの日程で僕がお昼から夜まで在廊できるのは、本日5/7日と最終日の5/14日です。 あとの5/10日~13日の平日と土曜は、仕事が終わってからの18時以降から…

静かで緩やかな流れ。

写真展、開催中。 4日目です。 13時から19時まで。 今日の写真は、昨日撮ったのの残り。 今朝は外に出なかった。 午前4時過ぎに布団を出て、部屋で用事をする。 面倒なことも始めてしまうと、なんとかなっていく。 自分という大船に乗って、川の流れに揺られ…

タルコフスキーという才能。

個展開催3日目の今朝、4時過ぎに起床。 撮影に出る。 遠出はしなかったものの、案外手応えのある撮影ができた。 ちょっと、グイド・グイディ的な感じ。 この数日、YouTube でタルコフスキーの『鏡』を、ちょっとづつ見ている。 それがなかなか良い。 『鏡』…

ほんまだす~ うそやおまへん〜

ほんまだす〜 うそやおまへん〜 昨日から、僕の写真を展示した写真展をやっている。 扱いとしては展示会というよりも、美術展としての展覧会です。 そんなこと、どうでもいいか。 良かったら、見てください。

節目、繋ぎ目。

今日が、写真展の初日。 今朝、目が覚めて、布団の中で YouTubeで『大友良英のJAMJAMラジオ 坂本龍一追悼』を聴く。 坂本龍一追悼と並行して、小山田圭吾のことについての話も良かった。 大友良英は、心ある人。 そして、原神がお世話になった人。 * 以下は…

どちらにしろ、生きなきゃなんない。

昨夜、11時ごろに写真展の搬入が終わる。 正直、大変だった。 作品の数が多いのである。 自分が決めたことだから、文句は言えないが、心が折れそう。 妻の助けを借りて、何とか作業を終える。 ドタバタ劇の最中は、落ち着いて展覧会の中味のことなど考える余…

写真の作品を展示するし。

昨日から今朝にかけて雨が降る。 窓のガラスがびしょ濡れ。 だから撮影はしてない。 それ以前に、忙しくてできない。 とりあえず、さっき裏の庭だけ撮ってみた。 今日の夕方から夜にかけて、個展の作品搬入を行い、明日と明後日はギャラリーがお休みで、3日…

写真の作品を展示するし。

昨日から今朝にかけて雨が降る。 窓のガラスがびしょ濡れ。 だから撮影はしてない。 それ以前に、忙しくてできない。 とりあえず、さっき裏の庭だけ撮ってみた。 今日の夕方から夜にかけて、個展の作品搬入を行い、明日と明後日はギャラリーがお休みで、3日…

独り遊び。

夕方。 いつもと違い市バスに乗って家に帰ってくると、いつもの街がよそよそしく見える。 まるで知らない場所にたどり着いたみたいに。 10代の頃の初めてこの街にやって来た感覚が甦ってきているのだと思う。 たぶん。 陽が暮れる時刻に車窓からボンヤリ風景…

新たに写真は撮れても、心はそうは簡単には変わらない。

午前3時30分頃に布団を出て、出かける仕度している間に雨がザーッと降りはしたが、間もなく止み、今朝はめでたく撮影に出かける。 と、気負ってはいるが、今朝の目的地が思いつかない。 とりあえずいつもの道を歩いているうちに、空が青くなり始めた。 三脚…

常識で写真は撮れない。

言葉にしなくて済むから、写真はいい。 その時に「見えた」ものを、「ひょっとしたら何か、写るかも」という期待を込めて写真にする。 その時に、言葉はいらない。 それだけに、今朝は撮影をしたかった。 写真を撮りたかった。 そんな欲求が高まっていた。 …

まぬがれない。

来月、5月3日からの個展などのお知らせは、こちら。 昨夜も坂本龍一・追悼番組を何本か録画する。 WOWOWでも一本だけ録画。 誰しも、自分も、生きているものはいずれみんな等しく死ぬのだから、近親者や友人ではない限りそこまで死を悲しむ必要は無いのだが…

もういない、坂本龍一。

以下、4/1~4/2 の撮影。 YouTubeで坂本龍一の昔の映像を見たり、聞いたり してしまう自分。 80~90年代の頃のやつ。 思い出と共に存在するヒーロー的存在。 なんとなく嫌なやつという雰囲気もあったけど。 TV や FMラジオ の出演を見つけると、やっぱり見たり…

春の季節に身をまかせ。

5月の展覧会情報や shop は、こちら。 夜が明ける時間が早くなってきた。 桜以外の何も頭に浮かばないまま、家を出る。 いつもコンビニに入って、おにぎりを2つと温かいほうじ茶を買うのだけど、今朝はお茶がひとつもなかった。 その後、自販機で緑茶を買い…

らしさ。

私の写真展のお知らせと shop は、こちら。 昨夜はTVで、『釣りバカ日誌20ファイナル』と『すばらしき世界』の映画2本を観て、寝た。 2つとも観るのは初めてではないから、何となく眺めて、そして心に滲みた。 とくに後者はいい。 同年に公開された『ドライ…

儚い世の中。

今日の春分の日の休みがあるから、一昨日の日曜日はいくらか気楽に過ごせた。 今日の天気は下り坂。 夜明けの撮影の帰り道は、ローソンスイーツの クッキーシュー を購入。 この前食べて美味しかったので、リピートする。 これで今日は引き籠りの作業day。 …

写真は難しい。

私からのお知らせや shop のページは、こちら。 YouTube で『追悼 立花隆の書棚展』を見ていると、先日アリバイブックスで購入した『ナンシー関大全』が目に入った。 立花さんもこの本に興味を持っていたことが、ちょっと嬉しかった。 そして今朝。 出かける…